X-E4にサムレストグリップを導入

まだストラップもつけていないX-E4ですが、なにかあったときに心許ないのでしっかりグリップできるようにサムレストを購入しました。

ちゃんと馴染んでいますが選んだのはサードパーティ。
XF23mmf2につけているスクエア型のレンズフードと同じ「Haoge」というメーカーのものになります。

純正と比べるとサイズも価格もコンパクトです。
こちらが純正。

ちなみにどこを探してもサムレストの詳細寸法は出てきません。謎です。

目次

Haoge THB-XB外観

これが購入した「Haoge THB-XB」。アルミ合金で表面処理の様子はレンズフードと同様で高品質な質感があります。本体とも十分にマッチします。右手前の凹みはホットシューから取り外す際に指がかかるようになっています。

裏面、ホットシュー取り付け部分にメーカーロゴと製品名がプリント。

アマゾンのリンクを見てもらえたらわかると思いますが、本来はX-Proシリーズ、X-100シリーズ専用のアイテムのようです。

サードパーティのサムレストにしたわけ

純正のデメリット

・横長すぎて親指AFとの相性が悪い
・Qボタンが押しにくくなる
・露出ダイヤルの操作性に影響する

・デザインの割に高価

使い方との相性もあると思いますが、親指AFを使う場合純正のサムレストにすると親指をかける位置がかなり右にずれるので親指でグリップしながらAFボタンを押せません。

これはHaogeのサムレストを買う前にコラージュしたイメージですが、赤色の部分が純正の長さにあたります。グレーのサムレストはネットから拾った画像をX-E4に合成しています。青い部分はAFL/AELボタンの位置です。ちょうどカーブして本体側に一番近接する部分がAFボタンに近そうなのも決めたポイントの一つです。

Haoge THB-XBはX-E4との互換性には一切触れていませんし発売時期も結構前なので本当に適合するか、干渉しないかなど他機種の形状と比較しながら問題なさそうだと判断し買うことに決めました。

Haoge THB-XBのポイント

・X-E4とは互換性はないが問題なく装着できそう
・全長が短く形状的にも親指AFと相性が良さそう
・Qボタン、露出ダイヤルへの操作性に影響しなさそう

・質感も問題なし

Haoge THB-XBのデメリット

・アルミの削り出しで親指の面もつるっとしているので少し滑る
・DRIVE、PLAYボタンが押しにくくなる

結果的にはかなりの適合具合。事前にシミュレートしたものより気持ちコンパクトなサイズでした。ただでさえ少ない操作系へのアクセスが阻害されそうな純正サムレストはどうしても受け入れられなかったのでいい買い物ができました。

X-E4にとりつけてみて

X-E4はもともとホットシューカバーがついていないので普段はこの状態。ほかのカメラは結構ストロボやリモコンをつけるので普段から外していますが、X-E4はそうした使い方で運用する予定もないしちょっと気になるところでした。そういう意味でも、もちろんグリップのためにもサムレストはX-E4の必需品だと思います。

実際に装着したところ。
光の加減によって色味や表面処理の違いがわかりますが純正と言われたらそう思うくらい違和感なく馴染みます。

一方でホットシューの取り付け部分以外に本体への支えになるようなクッションがないため、グリップを力を入れて押し込むと少ししなります。写真のようにグリップと本体には隙間が出来るので干渉しませんが、ホットシューへの負担になるかも?

一番懸念していた上部の3つのボタン類との干渉ですが、正直「DRIVE」「PLAY」ボタンは押しにくくなりました。「AFL/AEL」ボタンも影響はありますが、左の2つほどではなく、指の置き方に慣れれば問題なく撮影で使えます。

こちらの向きからのサイズ感も事前シミュレーション通りでした。

Qボタンの裏に十分スペースができます。そのおかげで撮影中でも手のポジションを変えることなく、人差し指でQボタンにアクセスできました。

正面からの見た目はほとんど影響なし。

ドレスアップが楽しいカメラ

いい感じです。

なによりも撮影中や片手で携帯する際、自然な力でホールドできるようになります。