6月末のキャッシュレスの還元終了やコロナウィルスによる新しい業態の模索のために、6月は一眼用のジンバル(dji RONIN-S)と動画撮影のためにSONY FE 16-35mm F2.8を購入してみました。
おいおいそれぞれのレビューをしたいと思うのですが、両方とも初期不良交換の対応になってしまいましたので、その状況と教訓を。
まずはRONIN-S
御存知の通りドローンでも有名な中国のメーカーです。ドローンやジンバルといえば真っ先にDJIが候補に上がるくらい知名度の高い会社です。
すでに販売開始から相当な時間が経過しているので言うまでも無いですが、動作の安定性に定評はありつつも片手での操作は難しいくらいの重量があります。ただフルサイズのミラーレス一眼でズームレンズを使うならこのスペックは必要になってくるのでそこは我慢と筋トレでカバーしましょう。
初期不良交換のメーカー対応に注意
一般的に家電などは一年のメーカー保証がありますが、このRONIN-SはじめDJIの製品は初期不良交換の期間設定がかなり短いです。
・初期不良は到着後15日以内が対象
・初期不良かの判断は、DJIサポートのみが行う
15日以内ということですのですぐに不具合がないかチェックしないとあっという間に期限を越してしまいます。またDJIのサポートの対応も結構遅く基本メールの返信は一日後。早急に対応してほしくても連絡が来ずもやもやします。
サポートの内容もわかりきっていることを確認されるだけのメールで往復2日かかるなどストレスが結構たまります。電話したくてもRONINシリーズの問い合わせ先がよくわからないなど混乱するのみ。
信頼できる販売店でサポートしてもらいましょう
しかも私の場合は途中でメールの返信が一切なくなったので、販売店とその代理店を通じてサポートしてもらうことになりました。販売店の担当者が親切に対応してくれたおかげで安心できましたし、その後の対応もスムーズに初期不良交換で新品が送られてきました。
海外メーカーということもありサポート体制の不備が目立つ形になり、販売店に助けられた形です。一応最初に問い合わせしたときが15日以内ならサポート対象になるという判断だということでその点は安心ですが、購入の際は信頼できるお店買うほうが良さそうです。
さらにSONY FE 16-35mm F2.8
ちなみにRONIN-Sにはクライアントワークのためというよりは、自社事業の動画配信のためという部分が一番の目的で購入を決めました。その動画撮影には、PENTAX K-1ではなくSONY α7iiiを使おうと思っていたのでそれに適したレンズとしFE 16-35mm F2.8を選択。
正直カテゴリーとしては全く一緒のPENTAX用のレンズHD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WRを持っているので買うことは無いと思っていたレンズですが、物欲に負けて購入。
こっちも販売店に助けられる
結果として届いたレンズは本体とフードのかみ合わせが悪く、少し動かすだけでカタカタと音が鳴る症状が。
最初はメーカーに問い合わせましたが、メールではわからないから送ってほしいという返答。
めんどくさいので購入したカメラ販売店に電話したところ、電話口で症状を再現し確認してもらい、翌日には初期不良交換をしてもらえるという連絡をいただきました。
そもそも初期不良が諸悪の根源ですが、メーカーのマニュアル通りの対応ではスピード感に欠け販売店の真摯な対応に助けられた形です。
高額商品は格安よりも信頼で購入すべき
高品質な商品になればなるほどチェック体制もしっかりしているはずで初期不良も少ないとは思うのですが、少なからず不良品はでるのでしょう。そうしたときに対応してもらうためにはまあまあめんどくさい手続きが必要になってくることもしばしばあります。
そうしたときに信頼できる販売店であればそうした対応の手数も減り、心に余裕も生まれるので、今回の教訓は品質を重視しないといけない製品を購入する場合は「格安よりも信頼で購入すべき」ということでした。
それではレビューは近日中に