EマウントのAPS-Cレンズ、SELP1020G導入

FX30購入にあたってはフルサイズのレンズを使おうと思っていました。ただせっかくのAPS-Cフォーマットなのでコンパクトに運用したくなりすぐにE PZ 10-20mm F4 Gを購入。
フルサイズ換算で15-30mmの超広角レンズです。

目次

持っているEマウントのレンズは純正、サードパーティ含めて大きく重いものばかりなので比較するとかなりコンパクト。

スペック

仕様表 E PZ 10-20mm F4 G (SELP1020G)
絞り 開放F4 最小絞りF22
最短撮影距離 0.20m(AF) / 0.13m(MF広角端)0.17m(MFテレ端)
最大撮影倍率 0.14倍(AF) / 0.18倍(MF)
フィルター径 62mm
レンズ構成 8群11枚
絞り羽根 7枚
サイズ ø69.8 x 55mm
重量 178g
耐候性 防塵防滴
付属品 花形フード(ロックなし)/リア・フロントキャップ

価格は実売9万円くらい。
似たような焦点距離のレンズに、TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060)があります。こちらは開放F値が2.8で、手ぶれ補正搭載、さらに実売は8万円ほど。

スペックと価格は大きな魅力ですが、一回り大きく重い他、動画時のブリージング補正やアクティブ手ぶれ補正に対応していない点もあり、動画で使いたいならE PZ 10-20mm F4 Gのほうが優れている部分もあります。

純粋にスチルで使いたいならTAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXDがいいでしょう。

動画で使いたい、とにかく軽量コンパクトがいい、純正の機能をフルに活用したい、そんな人はE PZ 10-20mm F4 G。個人的には軽量コンパクトがイチオシポイントです。

パッケージ

定番のオレンジ色のパッケージ。

レンズ本体、リアキャップ、フロントキャップ、フード。その他保証書等の書類があります。

外観

フードの内側は反射防止のためのテクスチャーが加工されていてざらざらしています。

E PZ 10-20mm F4 Gという名前の通り、最近のレンズでは珍しいパワーズーム。ただ動画の需要が高い現在にあってこれから増えていくのかもしれません。

Gレンズの刻印の下にズームレバーがついています。適度な抵抗がありズームスピードの調整が可能です。慣れは必要ですが。

ズームレバーの下はカスタムボタン。

ボディ側の太いリングがズームリング。こちらもパワーズームでの駆動となるためスチルでの使用にあたってはストレスに感じることもあります。手前はピントリング。

AF、MF切り替えのスイッチもあります。
最近のGレンズは絞りリングが付いていますがこのレンズにはありません。

前玉。超広角レンズらしい凸レンズですがフィルターはつけれます。フィルター型は62mm。

俯瞰。最短撮影距離は見ての通り0.20mとの記載がありますが、MF時は広角端0.13m、テレ端0.17mになりかなり被写体に寄れます。

フード装着/非装着。

FX30に取り付けて。
APS-Cとしては大ぶりのFX30ですがレンズが小さければコンパクトに運用できそうです。

撮影サンプル

どうしてもフルサイズと比較してしまうため、レンズ自体に対してというより、ダイナミックレンジやノイズ耐性などAPS-Cフォーマットのデメリットを描写から感じます。

レンズ自体の感想としては逆光時のフレア、ゴーストが出ること、未補正での歪曲と周辺光量落ちがかなりめだつことが挙げられます。歪曲、周辺減光は綺麗に補正されるので実際に困ることはないように思います。
(所持している唯一のサードパーティのズームレンズTAMRON35-150mm F/2-2.8は、Lightroomのプロファイルで自動補正した上で現像で追い込むと描写がおかしくなることが普通にありますが、このレンズというか純正レンズではそうしたことが起きないので安心して使えます。)

またAFは非常に早く静か。ズーミングでも音は聞こえません。

フォーカスブリージングは補正を切ってもかなり小さいので動画で真価を発揮。

まとめ

気になるところ(購入時に気をつけること)
  • パワーズーム
    スチルでは違和感あり。動画ではメリット。
  • ゴーストの発生。
    個人的にフレア、ゴーストは発生してもいいので気にならない
  • 絞りリングがない
    Gレンズ、GMレンズともに最近は絞りリング搭載が一般的。ただコンパクト設計のために犠牲になっているならこのレンズに関しては無くても良い。
  • TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060)が競合レンズ
    開放F2.8で機械式ズーム、手ぶれ補正も搭載、さらに1万円ほど安い。
良いところ
  • 超軽量コンパクトなフルサイズ換算15-30mmの超広角レンズ
  • 開放から安定した描写(解像感)
  • 速く正確で静かなAF
  • αの動画サポート機能をフルに活用できる
    →ブリージング補正、アクティブ手ブレ補正
  • 防塵防滴構造

とにかく小さいのがいい。APS-C用ですが、α7IVで4K60pを使うと強制的にAPS-Cクロップされるため7ivで動画を撮影される人にも良さそう。
日常的に動画、スチルを切り替えながら撮りたい層には最適かもしれません。ただ暗いので明るい単焦点も持っておきたい所。


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