冬の訪れと穏やかな琵琶湖と水鳥

12月6日の朝、雪が降りました。
すぐに止み積もることはありませんでしたが、同じ長浜でも北部は結構降ったようです。ところで全国の天気予報に出る長浜の積雪量は、長浜でも最も積雪の多い余呉町中河内にあるようです。

見ての通りもはや福井。私の住んでいるのは南のほうで、商店街のおじさん方は積雪のニュースが出るたびに観光客が来なくなるといつも憤慨しています。なんにせよ、合併して縦に長い長浜市ですので余呉町中河内で長浜の積雪を発表するのはいかがなものかとは思います。

とはいえ、身近なところでは家の紅葉もいつの間にか葉を落としはじめ、いつの間にか冬ですね。

寒い、暗い長浜の冬

長浜は北陸に近い気候で、本格的に冬ともなれば雪はもちろん、どんよりした日が続きます。みぞれみたいな冷たい雨が降ったりやんだり、芯から凍えるような北風が強く吹く日が多く、この地域ではこうした天気のことを“湖北時雨”と呼ぶそうです。

また先日、伊吹山に雪が3回降ると平地でも雪が降ると書きましたが、最近の伊吹山は暗い雲に覆われることも多く、山頂は吹雪いていそうだなと思って見ています。そんな伊吹山ですが、今日は比較的すっきりしていました。

Pentax K-1, smc PENTAX-D FA 50mm F2.8 MACRO, 1/500s f/8.0 ISO100

本当に冬になると琵琶湖からも強い風が吹いて寒いんですが、今日は穏やかな様子です。

Pentax K-1, smc PENTAX-D FA 50mm F2.8 MACRO, 1/500s f/8.0 ISO100

いい天気ですが、琵琶湖はすかっとした感じではなくて、遠景は靄がかかった感じ。見通しがいい日には、湖西の方の山並みも見渡せるのですが、冠雪した山が連なる様子は壮観です。

Pentax K-1, smc HD PENTAX D FA* 70-200mm F2.8 ED DC AW, 1/1000s f/8.0 ISO100

今日撮影した場所は、南浜ですので、見えている景色は湖西ではなく米原・彦根方面。琵琶湖と空の境界も曖昧です。

Pentax K-1, HD PENTAX D FA* 70-200mm F2.8 ED DC AW, 1/800s f/8.0 ISO100

Pentax K-1, HD PENTAX D FA* 70-200mm F2.8 ED DC AW, 1/500s f/8.0 ISO100

持っていったレンズはDFA50macroとDFA★70-200ですが、近い色温度で現像しても全然色違います。上から二枚目がDFA50macroですが、紫に近いというか。DFA70-200が最新の技術で作られたレンズなので、実際の風景の色を忠実に再現しているせいだと思いますが。

水鳥の楽園

長浜は水鳥にとっては好環境らしくたくさんの鳥が飛来します。詳しい数字はわかりませんが種類も数でも有数のスポットだとか。私は詳しくもないし水鳥を撮るような趣味もなければ撮れるような望遠レンズも持っていませんが、長浜市湖北町には連日大勢の方が、琵琶湖に沈む夕陽と水鳥を撮影しに訪れています。(特に冬は水鳥が多いので人も多いです)

また近くに行く機会があれば撮影してきます。今回は南浜。ここにはそこまで多くないですが、ぷかぷか鳥が浮いています。

Pentax K-1, HD PENTAX D FA* 70-200mm F2.8 ED DC AW, 1/6400s f/2.8 ISO100

Pentax K-1, HD PENTAX D FA* 70-200mm F2.8 ED DC AW, 1/1000s f/8.0 ISO100Pentax K-1, HD PENTAX D FA* 70-200mm F2.8 ED DC AW, 1/1000s f/8.0 ISO100
近寄ると逃げていきます。
厳しい冬が訪れますが、今年は雪景色を写真に収められればと考えています。

使用したレンズ


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