中山道 醒井宿:清廉な水と猫に癒やされる

私の住んでいる地域には、米原から福井を経由し直江津までを結んだ北国街道がありますが、もう少し広域で見てみると中山道も近くを通っています。こうした街道の宿場町では今でも当時の面影を感じさせる町並みが残っています。

中山道 醒井宿

醒井宿は米原市に位置していて、JR醒ヶ井駅から歩いてすぐです。

ある程度近くに住んでいながら行ったことのなかった醒井宿。街道に沿って流れる地蔵川は湧水で、そこに生育している水中花「梅花藻」で有名です。

梅花藻(バイカモ)はキンポウゲ科の淡水植物。梅の花に似た、白い小さい花を5月中旬~8月下旬まで咲かせます。梅花藻と呼ばれるこの水草は、水温14℃前後の清流にしか育たず、全国でも生育場所が限られています。

長浜・米原・奥びわ湖観光サイト:地蔵川(梅花藻)より引用

今は12月ですので全く咲いていませんし、住人の方くらいとしかすれ違いませんでした。私の住んでいる商店街もそうですが、12月になるとめっきり観光客が減りますね。

緑も色を落とし、色彩に乏しい12月ですが、梅花藻はきれいな緑色をしていました。見えにくいですがちょこっと季節外れの花も咲いていました。

たくさんの猫と出会う

一番の目的は色々な集落に回って、住みたいエリアを決めることなんで観光ではなかったので、あまり観光写真みたいな醒井宿の宣伝になるような写真は一枚も撮っていませんでした。そのかわりたくさんいた猫を撮りました。猫がのびのび出来る町っていいですよね。最初に出会ったのはクロシロ。その後別の猫も紹介してくれました。
街道に沿って流れる川。水との距離が近い町に憧れます。 シャムのようなでも丸い。なんでしょうか。赤ではなくてピンクの椿。椿を見ると冬を感じます。持っていったレンズはDFA70-200です。全面的に信頼を寄せているレンズですが、ちょっと前ボケがうるさいかな?

親子で日向ぼっこ。シロクロ率が高いです。長毛の猫も結構見かけました。 三毛猫も。どの猫も自由に民家の庭を行ったり来たり。

最後はおじさんみたいな猫。縁側で毛づくろいは気持ちよさそうです。

宿の北端にたどり着くと、冠雪した伊吹山が出迎えてくれました。

使用したレンズ

次は梅花藻の咲く春に訪れてみたいですね。


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