撮影では三脚に固定して縦位置で使用することも多いため、α7v用にsmallrigの折りたたみ式L型ブラケットを購入しました。
α7ivでは同じくsmallrigのL型ブラケット3660を使っていましたが不満点もあり今回の3984の導入に。
L型ブラケット3660はα7vに装着できるのか
これが以前から使用しているL型ブラケット3660をα7vに装着した様子。
ボディの厚みは変わっているはずですが問題なく装着できてフィッティングも良好です。機能面での制約もなさそうです。
3660のブラケットの問題点は側面端子にアクセスするために、縦位置側のブラケットに切り欠きがあること。三脚に乗せるときに落としたことは無いですが落とさないか不安になります。またクランプを締めたときの強度も気になります。
折りたたみ式L型ブラケット 3984レビュー
クリーンな印象のシンプルな外装。
お弁当?とかくるんで有りそうな緩衝材。
折りたたまれた状態は底面用プレートみたない見た目です。
折りたたまれているパーツにはラバーが貼られていて滑り止めになっています。中央の銀色のプッシュボタンを押すことで展開できるようになっています。
完全に展開すると写真左の銀のボタンが押し上がります。これがストッパーになっているので押すことで今度は折りたためるようになります。
またお馴染みのネジ締め上げ用のパーツはマグネットで固定されています。
これも3660と同様でバッテリーへのアクセスのためのヒンジがついていて可動します。
また、動画撮影時など側面のポートを使いながら縦位置のブラケットを使用したいシーンのために底面プレートは伸縮する機構がついています。
α7vに装着
問題なく装着。

フィッティングはかなり良好です。
ただ三角環は下に下げていると干渉するため跳ね上げておく必要があります。
折りたたむとこのように隙間ができてガタつくので注意が必要です。
また、プレートの厚みはL型ブラケット3660の方が分厚いのに加えて、3660では合皮が巻かれています。小指あまりの解消や操作時のグリップを求めている場合は3660の購入がおすすめです。
底面プレートの展開状態。購入前は簡単に伸縮ができるのかと思っていましたが、一回一回底面のネジを緩めないといけないのでこちらは注意が必要です。
展開時は側面の全ポートにアクセスできるので動画撮影やテザー、転送しながらの撮影では有用です。ちなみにHDMI端子だけは通常時でもアクセスが可能になっています。
ヒンジはスムーズにひらくというよりは力がいる感じなので頻繁に開け閉めしたい人は、3660タイプのブラケットがいいかと思います。
3660は縦位置のプレートを外して運用も可能なため、より柔軟な使用感を求めている人は価格も手頃な3660がいいでしょう。
まとめ
α7ivではL型ブラケット3660を使っていて大きな不満はないものの縦位置の三脚との取り付けに不安がつきまとっていたのもあり、α7v用にはsmallrig折りたたみ式L型ブラケット 3984を購入しました。一長一短かなと思いつつも動画撮影やケーブルを繋いだ状態での撮影がメインではないなら正直3660の方がいいかなと感じました。
まだ現場で使っていないので3984をおすすめできるシーンが正直わからないですが、今思いつくのは三脚取付時の安定感だけな気がします。
重量も3660が軽量みたいです。
L型ブラケット3660 : 約150g
折りたたみ式L型ブラケット 3984 : 約190g







