iPad OS 13のアップデートを気にiPad pro購入を決める


この秋にiPad OSのリリースとMac OSのメジャーアップデートがありました。これまで全くiPad proはもとより大きめサイズのタブレットに関心はなかったのですが、新しい機能やadobe関連のアプリの動向を踏まえて12.9インチのiPad proを購入しました。

買った理由

仕事ではイラストを書くことが多いので、これまでワコムの液タブを使ってきました。6年くらい使い続けておりなんの不具合もないのですが、煩雑になるコード類の処理や視差はもう少しどうにかならないものかといつも思っています。それと画面が暗いのとRetinaディスプレイに比べると見づらいこととか。そこで最新のOSの話になるのですが、iPadをサブディスプレイ化するside carが実装されたことでiMac↔液タブ間の諸々の不自由さが改善されるのではないかと思い購入に踏み切りました。 それに今年中にはiPad版のPhotoshopが、macOSやWindows版とほぼ同等になるというアナウンスもされていますし、イラレも2020年に登場予定とか。今は液タブメインで考えていますが、ゆくゆくはiPad proで仕事が完結できるようになるかもという期待もあります。

主な用途

・ワコムCintiq 13HDに変わる液晶タブレットとして(予定)
・打ち合わせ時のメモ帳として
・Lightroomによる写真編集
・ゆくゆくは外出時のMacBook Proのかわりになれば

本当に今更ですけど外観など

同梱されているのは18W USB-C充電アダプタとケーブル。所持しているapple製品では初のUCB-Cなので互換できなくてこれから揃えないといけません。 フィルム貼らないとてかてかですね。ベゼルもそれまでのiPadに比べると薄くて本当にただの液晶パネルのようです。
背面はカメラ、フラッシュとアンテナライン。下部にはSmart Keyboard Folio用の接続端子があります。アンテアラインは結構目立ちますし、カメラの出っ張りもまあまあ気になるレベル。
結局カバーしてしまうので問題なくなりますが、裸派の人は気になる部分です。

左からMacBook Pro15インチ、iPad pro12.9インチ、iPadmini。MacBook Proとは大きさ軽さで携帯性が格段にいいので、iPadで外出時の仕事がまかなえるようになればかなりの荷物の軽減に。

スペースグレイか悩みましたがiPhone以外の携帯端末はすべてシルバーで統一されました。iPadminiは決済と電子書籍専用になっていますのでこうした機能もすべてiPad Proに移行して売却予定でしたが、寝転びながら電子書籍を閲覧するにはiPad Proは向かないので当分残そうかと思っています。

合わせて買ったものなど

・Apple Pencil(第2世代)

・Apple Pencil用シリコンカバー

・紙みたいな描き心地の保護フィルム

・オートスリープ対応ケース

・USB Type C ハブ

Apple Penci2

液タブとしての運用を検討しているので必須アイテムです。こちらは約15000円するので、タブレットとのセットで考えればワコムの液タブシリーズのほうが安価に揃えられます。また充電が必要な点や物理ボタンがない点はワコムのスタイラスペンに慣れていると戸惑うかもしれません。それとペン先は丸く一種類のみ。またスペアは同梱されていないのでイラスト用途で使う人は予備も買っておく必要があります。
実際の使い心地などは今後検討します。シリコンカバーの紹介も割愛しますが保護のためにはあったほうがいいでしょう。

紙みたいな描き心地の保護フィルム

普通にタブレットとして使うなら保護フィルムは不要派、あってグレア一択ですが液タブとして使うので書き心地の向上と傷からの保護のために紙ライクなフィルムを購入しました。貼ってしまうと開封時のてかてか具合は影を完全に潜め、マットなアクリル板みたいです。Apple Pencilde描いているときの視差は特に気になりませんが、せっかくのliquid retinaディスプレイが少し不鮮明に。RGBノイズ(カラーノイズ)がかかったような感じになって、発色も悪くなります。写真などの用途には全くおすすめできません。
肝心の書き心地は「紙みたいな」と謳っているだけあって本当に紙みたいです。上質紙よりはサラサラしていてアラベールやヴァンヌーボなどのファンシーペーパーが近い印象。メモをとるだけでも”書いている”感じがして気持ちがいいです。

純正の代わりのオートスリープ対応ケース

Apple純正のSmart Coverは約13000円。Amazonで売っているJEDirectというメーカーのカバーならデザインや機能は純正と変わらず1000円程度。純正の質感には及びませんがそれでも純正を選ぶだけの訴求力はありません。

外面

中面
探していると同様の商品は結構見つかりますが、このメーカーの素晴らしいのはロゴがどこにも入っていないことです。さり気なくにしろよくわからないロゴが入っているのは嫌なので、そういった方にはこちらの商品がおすすめです。

USB Type C ハブ

SDカードの写真データ転送用に。まだほとんど使っていませんが、試しにLightroom CCを操作したところ、SDカードのRAWデータをiPad Proに移さなくても写真の編集ができます。Lightroom CCの使い勝手もそのうちまとめられればと思いますが、外出先でSNS用などに数枚現像する程度なら事足りそうです。

最後に

日々の仕事に追われほとんど使えていないのでまだ未知数ですが、液タブとしてだけでなく業務全体でうまく使えそうな印象です。ただ、 正直Face IDよりも圧倒的にTouch IDが使いやすいです。 カバーを開けるとスリープは解除されますが、結局ロック解除のためにスワイプが必要でこの一手間がめんどくさい。顔も見せないといけないし。それに傾き検知によるスリープ解除もないので一回タッチしないといけないのも面倒。Touch IDならホームボタンを触ればスリープ解除からロック解除までノンストップだったのこれは不便です。ホームボタンがなくなったことによるその他の不便は一切ありませんが、ユーザビリティはTouch IDのほうが良かったように思います。

AdobeCCとの互換性やその他の不具合のためにまだMacOSを最新にできていませんが、早くSidecarを試したいです。

カメラネタがほとんどないのですが、ちょっと前にほとんど使わないまま壊した24-70GMを修理に出しました。せっかく修理から帰ってきたので家で子供を撮ってみましたが、やっぱりズームは便利ですね。


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