FUJIFILM X-T2試し撮り

DFA★50mmF1.4がようやく発売日が決まり、今からとても楽しみです。 とはいいつつもミラーレスを導入しようかとここ半年ほど悩んでいます。 悩んでいるのは、FUJIFILM X-T2かSONY α7 III。カメラマンの知人の多くはX-T2押しで、アパレルの現場でもフルサイズ一眼から移行したという人も。 そんなときに友人が子どもを撮ったり、たまに仕事で使える程度の一眼がほしいというのでいくつか候補を挙げたらX-T2が良いということになり、なぜか変わりに購入しました。試し撮りしていいというので少しだけ使ってみました。

まずは外観

X-T2はAPS-Cで、フルサイズに比べセンサーサイズが小さいです。 ミラーレスぽくない一眼レフのような無骨なデザインです。冒頭でα7 IIIと書きましたが外観だけなら間違いなくX-t2を買っていると思います。 背面モニターは3方向チルト対応。上下チルトに加え、右側にも開きます。横位置に加え、あまり自分ではしませんが縦位置でもハイアングルやローアングル撮影ができるのはいいですね。 レンズはキットレンズではなく、友人的に描写性能以上に利便性だったので広角から望遠まで広くカバーしたXF18-135mmF3.5-5.6。 個人的には標準域が好きなので今回撮った写真のほとんどは、35mm換算で50-70くらいです。

早速実写

適当に撮った写真を。 K-1に比べるとダイナミックレンジが狭い気がします。 ダイナミックレンジが狭いと言いいつつもこれくらいの明暗差ならしっかり描写できているのでいいですね。 今回掲載している写真は撮って出し、RAW現像ごちゃまぜですが、撮って出しの絵が絶妙。(彩度が高そうな写真はRAW現像です。)フィルムシミュレーションの設定はクラシッククローム。 絶妙すぎてノーレタッチでも全然問題ないと思えるほどの絵が撮れます。 特に赤色の描写がいいという話を聞きますが、赤が際立つ写真は一枚もありません、、 水のゆらゆらぬめぬめした感じもしっかり表現。最近のデジタル一眼に比べ画素数は少ないですが、2400万くらいあれば十分な気がします。 クラシッククロームの描写のせいもあるかもしれませんが、影のある写真が撮っていて楽しいです。

まとめ

いいところ ・小さく軽いので、長時間使っていても疲れにくい ・EVFで、撮影れる写真がひと目で分かる、等倍でピントの確認ができる ・クラシッククロームの描写が絶妙。 ・撮って出しが楽しいカメラ 微妙なところ ・EVFの性能が微妙 ・マニュアル撮影がしにくい(特にシャッタースピード) ・バッテリーがすぐなくなる ・グリップしにくい フルサイズに迫るとかいろいろな触れ込みを見ますが、やっぱりフルサイズには一歩及ばないイメージ。PENTAXになれすぎているせいかもしれませんが、操作性は自分には会いませんでした。またEVFの性能もしょぼく、αシリーズのように見やすくなかったのも結構致命的。 とはいえサブ機や用途に応じて導入したり、撮って出しで写真を楽しむのには十分満足できる気がします。 ミラーレスの導入で、FUJIにするかSONYにするかまだ決めきれませんが、α7 IIIを使ってみてから最終的には決めたいと思います。

 


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